新潟で参加するメリットがある家づくり相談会とは

工務店やハウスメーカーのホームページを見たりしていると、家づくり相談会を行っている会社を見かけるのではないでしょうか。
今回は家づくり相談会とはどんなことをやっているの?デメリットはないの?聞くべきことはあるの?といった疑問をお持ちの方に参考となる内容になっています。
家づくりをスタートしたばかりの方は、有益な情報収集の手段の1つとして活用すべき家づくり相談会はどんなものかを見ていきましょう。
目次
1.家づくり相談会とは
まずは家づくり相談会とは、そもそもどんな内容を聞ける会なのかといった基本的なポイントを紹介していきます。
1-1.セミナー形式と個別相談形式がある
家づくり相談会は、大きく分けてセミナー(学校)形式と、個別の相談会形式の2つがあります。
セミナー形式のメリットは比較的気軽に「聞くだけ」でいいため、家づくりを始めたばかりの方におすすめです。
ただし、個別に聞きたいことがあり、深く相談したい場合には不向きとも言えます。
一方、個別相談形式は深く相談したい場合にはおすすめです。
具体的に建築したい時期が決まっている、工法やデザインなど迷っているポイントがある程度明確になっている場合、個別の相談会がよいでしょう。
しかし個別相談会のデメリットは、集合形式のセミナーに比べて詳しい情報を住宅会社側に伝えるため、その後に営業をかけられやすいという側面があります。
その会社が気に入っている場合、より話がスムーズに進むためにお互い役立つものになりますが、そうでない場合は若干気が引けますよね。
ただ、昨今は強引な営業を行う会社もかなり減っているため、気になっている会社であれば、そこまで構えず気軽に参加してみるとよいでしょう。
1-2.ご自身が気になっているテーマを中心に予約
セミナー形式と個別相談会で、それぞれテーマを設定して開催されていることが多いです。
取り上げているテーマは様々ですが、集合形式のセミナーの場合に多いテーマは
・家づくりに大切なこと
・住宅ローンや保険を中心としたファイナンシャルプランナーの話
・補助金や税制優遇の活用方法
など一般的に役立つ話が多く、家づくりをスタートした初期段階の方におすすめです。
一方、個別相談会の場合もテーマが設定されていることがあり、以下のようなテーマがあります。
・資産活用(アパートなども含めて)の相談会
・土地のアドバイスを行う相談会
・間取りなどを作成してくれる相談会
このように、個別でしか相談しにくい具体的な内容の相談会が多くなります。
2.家づくり相談会はメリットの方が大きい
結論からお伝えすると、気になっている会社の相談会であればどんどん参加した方がよいでしょう。
家づくりは大きな買い物、後悔しないように専門家からしっかり話を聞いてみましょう。
2-1.ネット記事より理解力が深まる
ネット記事では表面的な話にしか触れていない記事も多く、さらに誤った情報が書いていることもあり、理解がしっかりできないことも多いです。
学校での勉強を思い返してみると、教科書をひとりで読んでいるよりも、先生に教えてもらう方が理解が深まるのと同様、専門家から教えてもらう方が当然理解が深まりやすいです。
また、個別の条件はその家族ごとに変わるため、ネット記事やインスタグラムなどで入手した情報やアドバイスをそのまま当てはめることができるか否かは分かりません。
そのため、ネットで調べていてもよく分からない、しっかり理解できない場合は相談会を活用しましょう。
2-2.ファイナンシャルのアドバイスは共通で使える
ファイナンシャルプランナーなどによるセミナーや個別相談会はよくある事例です。
工法やその住宅会社独自の仕様は、その会社でしか通用しない話ですが、お金の話は最終的に他の工務店・ハウスメーカーで建築する場合にも使えます。
また、誰しも家づくりで一番不安なポイントは資金面のことです。
このような資金面を無料で相談できる機会は、しっかり活用して資産全体や将来設計まで相談してみると、家づくりの資金計画がハッキリするだけでなく家計の見直し等にも役立ちます。
2-3.建築中の現場や実例を見学できる相談会もよい
座って聞いているだけの相談会ばかりでもなく、工務店・ハウスメーカーによっては現場や新築したばかりの現場を一気に見学させてくれる相談会もあります。
このような相談会を気になっている会社が主催していれば、参加するとよいでしょう。
様々な家を見学することによって、部分的なポイントを参考にすることができ、自分たちの間取りプランや仕様決めに役立つでしょう。
3.家づくり相談会で聞くべきこと
それでは、実際の相談会で聞くべき内容をみていきましょう。
3-1.お金のこと
2の章で触れたとおり、お金のことを中心に相談するとよいでしょう。
工務店・ハウスメーカーはファイナンシャルプランナーと連携していることが多く、第三者視点で住宅ローンの適正額や、将来を見越したライフプランを立ててくれる相談会もあります。
3-2.補助金や税制優遇制度の活用
住宅には毎年、補助金や税金が優遇されるような制度があります。
補助金は国や自治体から新築時に、お金を一括でもらえる制度です。
その住宅会社の仕様や、これから検討する住宅が補助金の対象になるかどうか、もしくは予定している建築時期に補助金があるのかないのか、を知ることができます。
また税制優遇制度は、本来払うべき税金が安くなったり、もしくは住宅ローン控除のように払った税金が還付される制度があります。
自分たち家族の条件で、このような優遇制度を利用できるのかどうか知ることができます。
このような制度については、ネットでの情報だけでは難しく、該当するのかどうなのか分かりにくいですよね。
そんな時に相談会を活用して、個別でも相談してみるとよいでしょう。
4.家づくり相談会での注意点
最後に、家づくり相談でのデメリットや注意点をみていきましょう。
4-1.家づくり相談会での唯一の注意点
お金の話を中心に聞くとよいと説明しましたが、基本的にファイナンシャルプランナーやコンサルタントなどが講師を担当しているケースが多いです。
しかし、彼らもその住宅会社に雇われた方の為、その工務店・ハウスメーカーの不利になるような話の展開はしないでしょう。
ウソはないにしても、上手い言い回しでメリットを中心に話を展開することが多いため、デメリットもしっかり聞いておくとよいです。
ただ、参考として聞いておく分には損ではないので、そこまで気にし過ぎないようにしましょう。
複数の会社から話を聞いておくと、比較できるだけでなく知識量が増え、フラットに話を聞けるようになっていくでしょう。
5.まとめ
結論としては、気になる会社の家づくり相談会には積極的に参加していくとよいでしょう。
特にお金関係の話は今後も参考になることが多く、新築をきっかけに保険等の見直しをかける方も多いです。
一方で、営業されるのが怖いという方も少なくないと思われますが、営業DMなどを不要という形で個人情報を書けば問題ないはずです。
それでも営業してくる会社であれば断ってしまえばよく、失敗しないよう知識を増やすために家づくり相談を活用していきましょう。