公開日:2024/06/18(火)
「ZEHについて」2023年実績報告
地球環境にやさしい住宅に向けて
みなさん、『ZEH(ゼッチ)』とは何かご存知でしょうか?
家づくりを進める中で、これから造る住まいがどのくらいのエネルギーを使うのか気になる方もいるかと思います。
エネルギーを使う=ランニングコストの消費にもつながりますからね。
【ZEH(ゼッチ)】とは、【ネット・ゼロ(Z)・エネルギー(E)・ハウス(H)】の頭文字をとったものをいいます。
文字通り、1年間を通じて消費エネルギーを概ねゼロにする住宅と、いうことです。
消費エネルギーをゼロにするって、いまいちピンとこないかもしれませんね。テレビやエアコン、お風呂の給湯など電気やガスなどでエネルギーを消費していますからね。ゼロにするって何も使わない暮らしをすることではないんですよ。
ポイントはここにあります。
使うエネルギーは自分の家自体で作る!そして、エネルギーの消費量を可能な限り下げる(1次エネルギー消費を20%以上削減)!
こうした考えを踏襲し、国が認めた性能をクリアした住まいがZEHとして認定されます。
ZEH住宅にするために必要なこと
❶住宅本体の高断熱化を進め、高性能な住まいにする
❷その家自身で発電できる太陽光パネル等の機器を設置する
大きくはこの2つになります。
とは言っても、高性能な住宅かつ、太陽光パネルを搭載するってことは、その分建築費用が膨らむことでしょ?と疑問を持つ方も多いと思います。
もちろん、建築費用が変わらずできるものではありません。家の規模や導入機器、性能にもよりますので、一丸にいくら上がりますとは言えませんが、数百万円上がることは事実です。
ただでさえ家づくりは高い買い物です。そんなに費用はかけられない!と考えるでしょう。
ZEH住宅が普及し始めている理由
それは、ZEHに認定された住宅は国から補助金が出ること、ランニングコストが軽減されること、長い目で見たらお得になる可能性があるからなのです。
まずは国からの補助金についてです。
ZEHと認定されると補助金が55万円~最大100万円までもらうことができます。(次世代HEMSだと112万円)
さらに蓄電池やV2H-充放電器などの追加補助も対象となっています。
※詳しくは当社スタッフまで問い合わせください。
そして大切なのは、ランニングコストの軽減です。
1年間の消費エネルギーを概ねゼロにするということは、電気やガス等の光熱費が概ね0円となることです。
例えば月に平均23000円の費用がかかっていたとします。1年間で28万円の費用を支払う形となります。
どうでしょう、10年経つと280万円の削減となります。
補助金と合わせると340万から450万円の削減となります。
ZEHは費用面もそうですが、心地よい暮らしを送らせてくれます。
高性能な住まいになるので住環境も良く「夏は涼しく、冬は暖かい」、エアコンも気にせず使えるので、一年中温度差の無い暮らしが送れます。
また、太陽光パネルで自家発電をしているので、災害時にも最低限の電気はまかなえます。
あまり知られていませんが、ZEHは資産価値を高めてもくれます。もし売却することになっても、ZEHとそうでない住宅とはかなり差がつくのです。
地球温暖化対策としても急速に普及しているZEH。
2023年度大きな森では建築されたすべての住宅がZEH対応(基準クリア)のお住まいでした。
※NearlyZEH、ZEH Oriented含む
今年度も引き続きZEHビルダーとして目標達成できるよう、広く周知できるよう努めたいと思います。
大きな森の「ZEH」実績
◆年度別 ZEH普及実績及び目標(NearlyZEH、ZEH Oriented含む)◆
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2025年度 | |||||
ZEH普及実績 | ZEH普及目標 | ||||||||
3% | 4% | 26% | 100% | 60% |
2024年度も引き続き上記の目標を掲げ、より多くの地域の皆様に快適で家計に優しいお住まいを提供させていただければと思っております。
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