公開日:2022/08/19(金)
工務店とハウスメーカーの違いと比較について
新築住宅を検討した時に、住宅会社は「ハウスメーカー」「工務店」どちらがいいのだろう?と多くの方が悩まれると思います。
そこで今回はハウスメーカーと工務店それぞれの違いについて解説します。特徴や違いを比較し、住宅会社選びの参考にしてみてください。
ハウスメーカーとは?
全国規模で展開している大手住宅メーカーです。同じ規格の家が建てられるように部品の生産や施工までがシステム化されています。そのため仕上がりの品質の良さ、工務店より工事期間が短いことが特徴です。間取りに関しては、完全な注文住宅ではなく、あらかじめ決められた規格プランに変更を加えていくのが一般的です。そのため工務店に比べると自由度は低くなります。
工務店とは?
県内や市内など狭い範囲で施工を行っている建築会社です。工務店にも3種類あります。会社規模が小さい地域密着型の工務店、フランチャイズに加盟している工務店、中堅ビルダーのようなモデルハウスなどを用意している工務店があります。プランを商品化、シリーズ化をしている工務店もありますが、注文住宅をメインで行っているところが多く、住宅を一から作り上げる自由度が高いことが特徴です。
メリット・デメリットについて
ハウスメーカーのメリット
・大手企業という安心感がある
・全国規模で展開しているため、住宅展示場やモデルハウスが各拠点にあり、足を運びやすい。
・仕上がりが一定で安定しており、施工の流れもシステム化されているため工期が短期間になる。
・保証やアフターサービスなど充実度が高い。
ハウスメーカーのデメリット
・全国規模のため、広告宣伝費や人件費がかかり、建築費用が割高になる。
・プランの自由度が低く、規格住宅か規格住宅に変更を加えるセミオーダー型になる。
・自社や提携会社以外の商品を使いにくい。
工務店のメリット
・ハウスメーカーほどの広告宣伝費や人件費はかからないため、建築費を抑えることができる。
・自分好みの完全自由設計プランができる。
・何かあった時のアフターフォローの対応が迅速。
工務店のデメリット
・店舗内にショールームがないため、住宅設備を選ぶ際は、自分たちでショールームを
回らなければならない。
・展示場やモデルハウスがないことがあり、住宅のイメージをつかみにくい。
・小規模の個人工務店などは倒産のリスクがある。
ハウスメーカー、工務店どちらがいいの?
家づくりのこだわりは人それぞれです。自分たちか何を重視するのかで決めましょう。
安心感とブランド力を重要視する方は、ハウスメーカーがおすすめです。会社規模が大きいため、倒産のリスクが低く、安定した品質の住宅に住むことができるでしょう。
プランにこだわりたい、なるべく費用を抑えたいという方は工務店がおすすめです。一から設計士と話し合い、プランやデザインを考えられるので自由度が高く、こだわりが詰まった住宅になるでしょう。
今回は、ハウスメーカーと工務店の特徴や違いについて紹介しました。どの住宅会社に依頼するかは、建てたい理想の住宅や予算、サービスによって異なりますので、自分たちの理想にあった住宅会社を探していきましょう。
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