公開日:2022/10/31(月)
リフォームと建替えはどちらがお得にできるの?
リフォームと建替えの費用の比較や判断基準をご紹介
長年暮らしてきた一戸建ての住まいを、「リフォーム」するか「建替え」するか迷っていませんか?近年は不景気な中、特に増えているのではないでしょうか。一般的にリフォーム(リノベーション)した方が費用が安くなると考えられていますか、工事の規模やもともとの住まいの状況によって、建替える費用と同等、または高くなるケースも出てきています。
とは言え、工事をした後にリフォームの方が高かった!または安かった!などの判断をするのでは意味がありませんね。
そこで、リフォームと建替えについてしっかりとした知識から、どちらがお得にできるのか事前に確認をしていきましょう。
リフォームと建替えの違いを比較!
リフォームと建替えはどのような特徴があるのか見比べてみましょう。
大規模リフォーム | 建替え | |
定義・内容 | 既存住宅で利用できる箇所を残し、必要なところを回収すること。 | 既存住宅を全て取り壊し、同じ場所に新しく家を建てること。 |
工事費用の相場 (35坪の場合) | 大規模リフォーム/数百万円~2000万円程度 | 2000万円~3500万円程度 |
工事以外にかかる費用 | ・大規模工事の場合、仮住まいが必要 | ・既存住宅の解体費(300万円前後) ・他新築時にかかる諸費用 |
工事期間 (35坪の場合) | 1カ月から3ヵ月程度 | 3か月から4ヵ月 ※打合せ期間は含まない |
工事の制限 | 基本的に基礎や柱・梁などの躯体はそのまま活かすので、間取りに制限がある | 一から作るので基本的に制限は無し |
上記表は、当社(大きな森)での平均的なものを基準に例題としています。リフォームと建替えの両方に精通していますので、実際に自分たちの場合はどのようになるのか知りたい場合は、一度ご相談ください。
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リフォームと建替えのどちらが良いか、その判断基準は?
実際にどちらかを考えているときに、工事会社に相談して提案もらうのも良いでしょう。とは言っても、本当に工事会社の提案が正しいのかわからないのも事実です。ここでは、具体的な判断基準を解説していきますので、ご自身でも検討の参考にしてみてください。
リフォーム(リノベーション)が向いている場合 | 建替えが向いている場合 |
いつまでこの家で暮らすのかが不透明 | 現在の築年数を考え、将来この家で暮らすのに不安がある。 |
基礎や構造的に問題が全くない | 基礎や構造に不安があったり、シロアリの被害もある |
可能な限り費用を抑えたい | リフォーム費用が建替えの費用と比べてあまり差がない |
将来の家族構成が変わる可能性がある | 家族構成から建物の規模感が見通せる |
改修したい箇所が明確にある | 今の家が不便で、自分たちに合わせた空間にしたい |
築年数が浅い(25年未満が目安) | 築30年以上 |
リフォームか建替えの判断基準で一番大切なのは、今後もこの家で長く住み続けるかどうかを考えることです。資産として次の世代に残したいと考える場合は、建替えをしても良いでしょう。しかし、将来的にどうなるか不透明な場合は、しっかりと見えてくるまでリフォームをして今の住まいで暮らしていくことが良いのではないでしょうか。
これからの暮らし方をしっかりと見通した中で選択をしていけると良いですね。
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リフォームと建替えの『メリット・デメリット』
リフォームと建替えには、どちらもメリットとデメリットが存在します。こちらも詳しく見ていきましょう。
リフォーム
リフォームのメリット
❶予算に合わせたプランができて、コスト面でお得にできる ❷工期が短い ❸必要な部分だけ改修ができる |
リフォームのデメリット
❶建替えと比べると自由度は低くなる ❷劣化状況によって追加工事の可能性も ❸大規模になればなるだけ建替え費用に近くなる |
建替え
建替えのメリット
❶間取りや設備など自由度の高いプランが可能 ❷高額な住宅ローンが組みやすい ❸今の暮らしの不満が解消できる |
建替えのデメリット
❶リフォームと比べると費用が高い ❷工期が長い ❸建替えできない場所も ❹各種税金の負担 |